洗車後に走って乾かすのはアリ?拭かないで走ったらどうなる?

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洗車が終わったあと、「このまま少し走れば自然に乾いてくれるかも」と思ったことはありませんか。

時間があまりない日や、タオルで一台分を拭き上げるのが少し大変に感じるときほど、走って風で乾かす方法は手軽に思えてきますよね。

特に天気がよくて暖かい日などは、「すぐ乾きそうだし大丈夫かな」と感じやすいものです。
でも実際のところ、この方法だけで本当にきれいに乾くのかどうかは、気になるポイントではないでしょうか。

ここではむずかしい専門用語は使わずに、洗車後の乾かし方についてやさしく整理していきます。車にあまり詳しくない方でもイメージしやすいように、身近な例をまじえながらお伝えします。

  1. 洗車後に走行して水分を飛ばす方法は効果的?
  2. 走行だけで乾燥させる方法が不向きとされる背景
    1. 乾いたあとに跡が残りやすくなることがある
    2. 風だけでは細部まで水分が抜けにくい
    3. ミラーやドアまわりに水がたまりやすい傾向
    4. すき間や見えにくい部分に水が残ることもある
  3. 乾き方に差が出る「水」と「周囲の環境」
    1. 水道水が乾いたあとに跡が目立ちやすい理由
    2. 空気中の細かな汚れが付着することがある
    3. 雨天時の水分は条件によって性質が異なる
    4. 晴天でも空気中の粒子が影響する場合がある
  4. 拭き取りを取り入れる場合の基本的なポイント
    1. やわらかい布を使ってやさしく水分を取る
    2. 強くこすらず押さえるように拭き取る
    3. 風を利用して水分を飛ばす方法を併用する
    4. 上から下へ進めると効率がよい
    5. ドアの内側やフチ部分も軽く確認する
  5. 走行乾燥が比較的向いている条件とは
    1. 洗車後すぐに走り出せる状況の場合
    2. 気温が高めで乾きやすい環境のとき
    3. 短時間の移動にとどまる場合
    4. 走行だけでは完全に乾ききらない点は理解しておく
  6. 季節や時間帯によって変わる
    1. 気温が低い日は水分が残りやすい
    2. 夜間は水滴が見えにくく確認しづらい
    3. 風が強い日はホコリが付きやすいことがある
    4. 暑い日は乾きが早くても油断しやすい
  7. 拭き取り作業で見落としやすいポイント
    1. ドアミラーの付け根まわり
    2. エンブレムや細かな凹凸部分
    3. 窓枠のゴム部分
    4. ナンバープレート付近
  8. やりがちな拭き取り方法の注意点
    1. 走行して風を当てた後に拭き取る場合
    2. 乾いた硬い布で強くこする
    3. 一度に終わらせようとして急いでしまう
  9. まとめ。

洗車後に走行して水分を飛ばす方法は効果的?

洗車後に車を走らせて水分を飛ばす方法は、まったく意味がないわけではありません。

走行中の風によって、大きめの水滴が流れ落ちたり、ある程度乾きが進んだりするのは確かです。

ただし、それだけでしっかり乾燥させるのは少しむずかしいのが実情です。
表面に見えている水滴は減っても、細かい部分に入りこんだ水までは取りきれないことが多くあります。

そのため、見た目は乾いたように見えても、あとから水の跡が浮き出てきたり、すき間から水が流れてきたりすることがあります。

「走れば全部解決」と考えるよりも、「ある程度は乾くけれど、仕上げは別に考えたほうがいい」くらいのイメージでいると安心です。

走行だけで乾燥させる方法が不向きとされる背景

乾いたあとに跡が残りやすくなることがある

水道水には目に見えない小さな成分が含まれています

水分だけが蒸発すると、その成分が表面に残り、乾いたあとにうっすら白っぽい跡として見えることがあります。

走行だけに頼ると、水滴がそのまま自然に乾きやすくなります。

その結果、こうした跡が出やすくなることがあります

とくにボディの色が濃い車では、跡が目立ちやすいと感じる方もいます。

風だけでは細部まで水分が抜けにくい

ドアミラーのすき間や、ドアのフチ、エンブレムのまわりなどは、走行中の風がうまく当たりにくい場所です。

見た目では分かりにくくても、こうした部分には水が残りやすい傾向があります。

そのままにしておくと、あとから水がにじみ出てきて、せっかく乾いたボディの上を流れてしまうこともあります。

ミラーやドアまわりに水がたまりやすい傾向

サイドミラーの下やドアノブの裏、ドアの合わせ目などは、水が集まりやすい場所です。

洗車直後は気づかなくても、走行中の振動で少しずつ水が出てくることがあります。

気づいたときにはすでに乾きはじめていて、細い線のような跡がついてしまうこともあるため、こうした部分は少し意識しておきたいポイントです。

すき間や見えにくい部分に水が残ることもある

ボディの合わせ目や、パーツのつなぎ目など、普段あまり意識しない場所にも水は入りこみます。見えにくい場所だからこそ、水が残っていても気づきにくいものです。

走行だけで完全に乾かすのはなかなか大変なので、「見えないところにも水があるかもしれない」という前提で考えておくと安心です。

乾き方に差が出る「水」と「周囲の環境」

水道水が乾いたあとに跡が目立ちやすい理由

水道水に含まれる成分が、乾いたあとに表面に残ることで、うっすらとした跡になることがあります。

日差しが強い日は水分の蒸発が早く、その分、成分だけが残りやすくなることもあります。

「早く乾いたのに、なんとなくスッキリしない」と感じるときは、こうした跡が原因になっていることもあります。

空気中の細かな汚れが付着することがある

走行中は風といっしょに、目に見えない細かなホコリなどが車の表面につくことがあります

洗車直後のボディはまだ水分を含んでいるため、こうしたものが付きやすくなる場合もあります。

せっかくきれいにしたあとだからこそ、できるだけ付着を減らしたいところです。

雨天時の水分は条件によって性質が異なる

雨の日の水は水道水とは少し性質が違うことがありますが、だからといって必ず跡が残らないとは言い切れません。

空気の状態や周囲の環境によって、乾いたあとに差が出ることもあります

雨上がりだから安心、とは考えすぎないほうが無難です。

晴天でも空気中の粒子が影響する場合がある

晴れていても、空気中にはさまざまな細かな粒子が漂っています。
花粉やホコリなど、季節や場所によって内容は変わります。

洗車直後の濡れたボディは、こうした影響を受けやすい状態でもあるため、できれば長時間そのままにしないほうが整った仕上がりにつながります。

拭き取りを取り入れる場合の基本的なポイント

やわらかい布を使ってやさしく水分を取る

車の表面に使う布は、できるだけやわらかいものを選ぶと安心です。
ふんわりした手触りの布で、そっと当てるだけでも水分は十分に取れていきます。

力を入れなくても吸い取れるので、「やさしく触れる」くらいの感覚で大丈夫です。

強くこすらず押さえるように拭き取る

ゴシゴシこするのではなく、軽く押さえるようなイメージで水を吸わせると、表面への負担を減らしやすくなります。

水滴を動かすというよりも、布に吸ってもらうイメージで拭き進めると、落ち着いて作業しやすくなります。

風を利用して水分を飛ばす方法を併用する

細かいすき間の水は、風で飛ばしてから拭くと楽になることがあります。
届きにくい場所の水を減らす補助として取り入れると、全体の作業が少しスムーズになります。

風だけに頼るのではなく、「拭き取りの手助け」として使うイメージです。

上から下へ進めると効率がよい

屋根から順番に下へ進めると、上から流れてきた水を最後にまとめて拭き取ることができます。行ったり来たりせずに済むので、無理なく仕上げやすくなります。

作業の順番を決めておくだけでも、気持ちに余裕が生まれます。

ドアの内側やフチ部分も軽く確認する

ドアを開けた内側やフチの部分にも水が残っていることがあります。ここは見落としやすいですが、最後にさっと確認しておくと、あとから水が垂れてくるのを防ぎやすくなります。

少しのひと手間ですが、仕上がりの印象が変わりやすいポイントです。

走行乾燥が比較的向いている条件とは

洗車後すぐに走り出せる状況の場合

洗車後に長時間そのままにせず、すぐ走り出せると、水が蒸発しやすい環境を作りやすくなります。

ただ、気温が高いと拭き取りが間に合わなかった水滴が走行中の熱と風で急速に乾き、「イオンデポジット」(跡)を最も作りやすい状態にもなります。

気温が高めで乾きやすい環境のとき

気温が高い日は水分が飛びやすいため、走行による乾燥も進みやすくなります。

ただし、乾きが早いぶん、跡が残るのも早くなることがあるため、あとで軽く拭く意識があると安心です。

短時間の移動にとどまる場合

近場への移動程度であれば、大きな水滴を減らす目的としては役立つことがあります。

移動中にある程度水が飛ぶことで、拭き取りの手間が少し軽くなることもあります。

走行だけでは完全に乾ききらない点は理解しておく

どのような条件でも、細かい部分の水分までは残りやすいものです。

走行はあくまで補助的な方法と考え、最後に軽く拭き取るだけでも仕上がりが変わりやすくなります。

季節や時間帯によって変わる

気温が低い日は水分が残りやすい

寒い日は乾きにくく、水が長く残ることがあります。

とくに日陰の部分は乾きが遅くなりやすいので、少し意識して確認すると安心です。

夜間は水滴が見えにくく確認しづらい

暗い時間帯は、水滴の見落としが増えやすくなります。

可能であれば明るい場所で確認したり、手で軽く触れて水分が残っていないか確かめたりすると安心です。

風が強い日はホコリが付きやすいことがある

強い風の日は、空気中の細かなものが付着しやすいことがあります。

濡れている間は特に影響を受けやすくなるため、できるだけ短時間で仕上げたいところです。

暑い日は乾きが早くても油断しやすい

すぐ乾くからといって何もしないでいると、跡が残ってしまうことがあります。

乾きが早い日ほど、「最後にひと拭き」を意識すると整った状態を保ちやすくなります。

拭き取り作業で見落としやすいポイント

ドアミラーの付け根まわり

水が流れ出てきやすい場所のひとつです。

あとから垂れてこないように、布を軽く当てて水分を取っておくと安心です。

エンブレムや細かな凹凸部分

細かな段差のある部分には水が残りやすいです。

布の角などを使って、無理のない範囲でやさしく水分を取ります。

窓枠のゴム部分

ゴムのフチにも水がたまりやすく、乾いたあとに流れてくることがあります。

目立たない部分ですが、ここも軽く確認しておくと安心です。

ナンバープレート付近

意外と水が残りやすい場所なので、最後に目を向けておくと仕上がりが整いやすくなります。

見逃しがちな場所ほど、ひと目チェックする習慣が役立ちます。

やりがちな拭き取り方法の注意点

走行して風を当てた後に拭き取る場合

車のボディにはこの時すでに「走行中に付着した目に見えない砂埃」が乗っています。

その状態でタオルで拭くと、ヤスリでこするような形になり、細かい傷(洗車傷)の原因になります。

走った後に拭くなら、もう一度軽く水で流すか、かなり優しく吸わせるだけにすることをお勧めします。

乾いた硬い布で強くこする

硬い布で強くこすると、表面に負担がかかりやすくなります。

できるだけやわらかい布を使い、力を入れすぎないように意識します。

一度に終わらせようとして急いでしまう

急ぐと細かい部分を見落としやすくなります。
目につくところから少しずつ進めると、落ち着いて仕上げやすくなります。

短時間でも、ていねいに進めるほうが結果的にきれいにまとまりやすくなります。

まとめ。

洗車後に走って乾かす方法は、確かに手軽で魅力的に見えます。

しかし、風で飛ばせるのはあくまで「水分」だけ

水に含まれる成分や空気中のホコリは、風だけでは取り除けず、そのまま放置すると頑固な跡として残ってしまうことがあります。

せっかく時間をかけて洗車をしたのなら、最後は「やさしい拭き上げ」で締めくくってあげましょう。

 

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