「家具の配置を変えてみたけど、なんだか暮らしにくい…」そんな経験はありませんか?
実はその原因、動線(どうせん)にあることが多いんです。
動線を意識するだけで、狭いお部屋でも“ゆとりのある空間”に変わります。
今回は、模様替えや新生活を考えている方にぴったりの「動線チェックのコツ」を、初心者の方でもわかりやすくご紹介します。
一人暮らしの6畳〜8畳のお部屋にもぴったりの内容です。
動線ってなに?お部屋の印象を決める大事なポイント

「動線」とは、部屋の中で人が移動するときに通る“ルート”のこと。たとえば、
- 玄関からリビングへ行くとき
- ベッドからクローゼットに向かうとき
- 台所からテーブルに料理を運ぶとき
こうした毎日の動きやすさを左右するのが「動線」です。
動線が整っていると、見た目がすっきりするだけでなく、暮らしそのものがスムーズになります。
悪い動線の例
- ドアを開けたときに家具がぶつかる
- テーブルとソファの間が狭く、通りづらい
- コンセントが遠くて家電を使いにくい
動線が乱れていると、ストレスが溜まるだけでなく、部屋全体が“散らかって見える”原因にもなります。
良い動線の特徴
- ドアを開けた瞬間に広がりを感じる
- 必要な場所へスムーズに行ける
- 家具の間に自然な空きスペースがある
動線を意識したレイアウトの基本ポイント
1. 通り道は「60cm〜80cm」を確保

人がすれ違えるほどの幅を意識しましょう。
家具の角にぶつかることがないよう、壁や扉の開閉スペースも含めて考えるのがコツです。
2. 家具の配置は“L字”または“コの字”を意識
壁にすべての家具を並べてしまうと、部屋の中央が詰まって見えることも。
L字型やコの字型にレイアウトすることで、自然な動線と奥行きが生まれます。
3. 開口部(ドア・窓)の前は空けておく
ドアや窓の前に家具を置くと、通気性も悪くなり、光も入りにくくなります。
空けておくことで、視覚的にも開放感がアップします。
間取り別・動線を整えるレイアウトアイデア
ワンルーム(6畳前後)

ベッド、テーブル、収納が集中しがちなワンルームでは、“家具の高さ”を意識しましょう。
背の高い収納は壁側にまとめ、低めの家具を中心に置くと抜け感が出ます。
ラグや照明でゾーニング(空間の区切り)を作るのもおすすめです。
リビング兼ダイニング
食事エリアとくつろぎエリアを分けると、動線がスムーズになります。
たとえば、キッチン→ダイニング→ソファの順に流れるように配置すると、生活のリズムが整います。
仕事部屋兼寝室
ベッドのそばにデスクを置く場合は、通り道を確保することが大切。
デスクを窓際に寄せると、自然光も入りやすく集中力アップにもつながります。
視覚的な“動線”を整えるコツ

実際に歩く道だけでなく、「視線の通り道」も意識すると、より広く見せられます。
- 高さのある家具は壁側にまとめて圧迫感を減らす
- 窓側には低い家具を置き、抜け感を演出
- ラグや床の色で“歩くライン”をデザインする
- カーテンや照明で空間の方向性を整える
視覚的に流れが生まれることで、自然と片づいて見えるお部屋になります。
動線を整えるためのチェックリスト
模様替えや新生活の前に、次のポイントを確認してみましょう。
✅ ドアや収納の開閉に支障がないか
✅ よく使う場所をスムーズに行き来できるか
✅ 電源・コンセントの位置を考慮しているか
✅ 家具の高さやバランスが取れているか
✅ 掃除やメンテナンスがしやすい動線になっているか
こうして一度チェックしておくと、模様替え後に「動きづらい…」という失敗を防げます。
まとめ:動線を意識すれば、小さな部屋もぐっと快適に

動線を整えることは、家具の配置を変えるだけではありません。
それは“暮らし方そのものを整えること”。
毎日歩く道を少し変えるだけで、掃除がしやすくなったり、気分が明るくなったりするものです。家具を買い替えなくても、ほんの少しレイアウトを工夫するだけで、お部屋は驚くほど快適になります。
「最近お部屋が狭く感じるな…」と思ったら、まずは動線を見直してみてください。あなたの暮らしに、ちょっとした“ゆとり”が生まれますよ。

